新築と中古の物件を徹底比較!マンション購入でお得なのはどっち?

マンションを購入しようと考えたときに、新築が良いのか中古が良いのかが悩む要素となるのではないでしょうか。
新築マンションと中古マンションには、それぞれの利点があります。
それを理解することはご自身に合った住まいを考える際に非常に重要です。
ここでは、新築マンションと中古マンションを購入する際のメリットを比較して、住宅購入に役立つポイントを紹介していきます。

1.【新築VS中古】マンション購入における特徴を徹底比較

まずは新築マンションと中古マンションの長所や特徴をそれぞれ比較していきます。ご自身がどの部分のメリットに一番惹かれるのかを考えてみましょう。

1-1.新築マンションが優勢な面

●築年数
新築マンションの一番の利点は何といっても新しいということです。
築年数のある中古マンションと違って、まっさらな傷一つない部屋に住めることに加え、新築マンションというブランドがあり、誰も住んでいないマンションに自分たちが初めて住むという優越感もあります。
この点に関しては、一度でも誰かが住んでいた中古マンションでは叶えることはできません。
誰も住んだことのない新築を希望される方は新築以外の選択肢はないといえます。

新築マンションは建築中の状態でも、物件情報が出ている時点で契約を希望される方も多く、物件が完成していないにも関わらず新築マンションが完売になることも少なくありません。
賃貸物件でも、建売住宅や注文住宅のような一戸建てでも同じことがいえます。

また、新築物件はキッチンやお風呂、トイレなどの設備も現代風のお洒落なデザインの設備が多いことも特徴的です。

中古マンションの場合は、設備が古く年季が入っている ため、故障して費用が掛かってしまう可能性があります。
その点新築マンションは設備が新しいため、すぐに故障して修理が発生するという可能性が極めて低く、保証期間もあるため追加費用を心配する必要がありません。

●セキュリティ面
近年、新築マンションを選択される方が購入の決め手となるポイントの一つに「セキュリティ面の強化」が挙げられます。
新築マンションは、年々セキュリティ面を強化し、それを売りにして販売している不動産会社が多くなっています。

セキュリティといえば、防犯カメラやオートロック、防犯センサー等がありますが、新築マンションの中にはホームセキュリティが完備されている物件や、マンションの入り口にコンシェルジュがいて、厳重に人の出入りを管理している物件もあります。

新築マンションは、中古マンションと比較すると圧倒的にセキュリティ面が強化されており、設備面も時代のニーズに合った設備が導入されていることも大きなメリットです。
インターネット無料や、通話料無料のような設備を導入しているマンションもあり、家計を預かる専業主婦の女性が選ぶ際のポイントになっています。

●耐震性
2011年に起こった東日本大震災や2016年の熊本大震災、そして記憶にも新しい2018年の北海道大震災など、地震列島といわれる日本で近年地震による甚大な被害が多発しています。
そのような状況下において、マンション購入者の中で新たな購入の決め手として選ばれるポイントになっているのが「耐震性」です。
地震被害の備えという点も年々高まっており、耐震や免震マンションが増えています。
特に関東大震災級の地震の可能性があるといわれている首都圏や、北海道大震災が身近に起こった札幌地区等は、耐震・免震の意識は高いでしょう。

耐震性マンションは1995年の阪神淡路大地震より増えはじめ、2011年の東日本大震災後から急激に増加しています。
中古マンションは築年月によって耐震構造ではないものが見受けられるかもしれませんが、新築マンションに関してはほぼ耐震か免震の仕様になっていますので、耐震性に関しては新築が圧倒的に有利だといえます。

●費用面
マンションを購入する際は、物件価格だけではなくその他諸々の諸費用が発生します。
マンション購入にかかる諸費用の一つである「仲介手数料」は、マンションを取り扱っている不動産会社に支払う手数料です。
新築でも中古でも、売主が不動産会社の場合は「仲介手数料無料」というケースがあります。

新築マンションの優勢な面は、ランニングコストとなる管理費や修繕積立金が低くなる場合が多いことです。
マンションを購入してから5~10年などの期限がありますが、中古マンションよりも毎月の出費を抑えることができるのは嬉しいポイントです。

●住宅ローンの審査
マンション購入を一括現金で買える人は少なく、多くの方が住宅ローンを利用して長期返済での購入を決定されています。
金融機関の審査は、ローン希望者の年齢や年収を基に返済できるかどうかを考慮して審査しますが、審査基準の中に「担保価値」というものがあります。
担保価値とは、ローン返済の代わりにマンションを売却し回収できるお金のことです。
築年数がたてば、どんどん建物の価値は下がっていきますので、中古マンションに比べると新築マンションの方が担保価値が高いといえます。

この点に関して、新築マンションの方が金融機関のローン審査において有利な 傾向があるといえるでしょう。

1-2.中古マンションが優勢な面

●物件価格
中古マンションの最大のメリットは、最新設備が備わった新築マンションと比べて物件価格が圧倒的に安いということです。
価格だけ見ると新築マンションよりも中古マンションの方がお得感があり、購入に踏み切りやすい傾向にあるといえます。

●入居時期
早く入居することができるという点も中古マンションの特徴です。
建築中の新築マンションの場合ですと、入居時期が半年後や遅ければ完成が1年後というマンションも少なくありません。
中古マンションの場合、ほとんどが空き部屋で売りに出されているので、すぐに入居することができます。

●管理状況
家を選ぶにあたり、そのマンションの管理状況がどうなっているかというのも大きなポイントです。
残念ながら建築中のマンションは管理状況を確認することができません。
既にマンションが建っていたとしても、今後管理の状況がどうなっていくかというところまでは読めないでしょう。

中古マンションの場合は、不動産会社に連絡して見学予約可であればマンションの管理状況を確認することが可能です。
管理状況を実際にご自身の目で見ることで、ある程度の安心感を持ってマンションを購入することができます。

「中古マンションは管理を買え」という言葉があるくらい、住みやすさを左右する管理状況が分かるというのは大きなメリットといえるでしょう。

●資産価値
住宅ローンの審査の面において、新築マンションは「担保価値」が高く設定されると述べましたが、中古物件の場合は「資産価値」が下がりにくいといった特性があります。

環境によるところもありますが、新築プレミアムにより価格が高く設定されている新築マンションよりも、環境やお部屋のm²数、建物面積や土地面積などで価格が設定されている中古マンションの方が、資産価値の値下がり率は緩やかです。
数年後の売却を検討されている場合は、中古マンションの方が値下がりが少ないため、新築よりも損をせずに物件売却できます。

●リフォームやリノベーションへの自由度
新築マンションは設備が新しいのが魅力の一つだと述べましたが、中古マンションの場合はリフォームすることによって、より自分好みの住まいにできるというメリットがあります。
もしくは、大幅に間取から変えてしまうリノベーションによってオリジナルの住まいを創ることも可能です。
理想通りの部屋を創りたい方にとっては、中古マンションの方が改装の自由度は高いでしょう。

2.新築と中古、マンション購入でどっちがお得かはこだわりによって違う

新築マンションと中古マンションを比較しましたが、それぞれに違った側面で魅力があります。どちらがお得なのかは、今後暮らしていくにあたって何を重要視するか、こだわりがどの部分にあるかで選択は全く変わってくるでしょう。

ここでは新築マンションと中古マンションで、それぞれどのような人に向いているのかまとめました。

譲れないポイントをしっかりと決めておくことも大事です。

2-1.新築マンションがおすすめな人

新築マンションがおすすめなのは次のような方です。

  • 奇麗なマンションに住みたい人
  • 修理費などに煩わしさを感じたくない人
  • 地震に対する防災意識が強く耐震面が気になる人
  • 時間と収入にゆとりがある人

2-2.中古マンションがおすすめな人

中古マンションの購入がおすすめなのは次のような方です。

  • あまり費用をかけずに購入したい人
  • 自分好みの部屋に変えたい人
  • なるべく早く入居したい人
  • 管理状況や住民環境を前もって知りたい人

3.マンション選びのポイント

新築マンションと中古マンションを徹底比較し、それぞれのメリットや特徴を列挙してきました。
どのようなマンションに住みたいかの大まかなプランニングも、少しずつイメージできてきたのではないでしょうか。
新築と中古、どちらを選ぶにしてもマンション購入において重要なポイントがあります。

3-1.明確なライフプランを立てることが重要

マンションを選ぶ際に一番重要な点は、ライフプランをしっかりと立てることです。
そして、無理のない返済計画を立てることが重要です。
住まい環境に満足できても、毎月の支払いによって生活が困窮してしまっては意味がありません。
「金融機関の融資が下りたから無理なく返済できる」とは限らないのです。

マンションに住んでいる期間が長くなってくると、さまざまな補修費が発生してきます。例えばパッキンの老朽化による水漏れや、建て付けの補修などです。
また、子供の教育費用についても考えなくてはいけません。

以上のことを考慮したうえで、月々無理なく払える返済額、そしてどの程度の価格のマンションが購入できるのかを逆算して計算する等の準備を行うことが重要となります。

4.【番外編】マンションと一戸建ての違い

最後に番外編として、マンションと戸建てを比較し、どのような方がマンションを選び、どのような方が戸建てを選ぶのか見ていきましょう。

4-1.マンションが選ばれる理由

戸建ては2階建ての家が多く階段や段差の問題があります。
しかし、マンションならば階層が高くてもエレベーターがあります。
あわせてバリアフリーの物件も多く 、妊婦さんや介助が必要な 方がご家族にいる場合はマンションが人気です。

次に防犯面も大きな要因の一つです。
マンションには近隣住人など多くの人の目があるため、窃盗目的の侵入は戸建てに比べると少ないでしょう。さらに、基本的に出入り口は玄関ドアだけになりますので、複数の個所からの侵入というのができにくいといった環境にあります。

4-2.一戸建てが選ばれる理由

戸建ては、マンションと比べて生活音を気にしなくていいという魅力があります。
セキュリティが備わっているマンションは防犯面において安心ですが、逆に近隣住人との思わぬトラブルに遭遇しやすいといった側面もあるのです。

例えば、戸建てでは起きにくい近隣住民の音の問題に悩まされることもあります。
マンションは上下階に人が住んでおり、よくあるトラブルの一つに「上階の音がうるさい」とトラブルになることが見受けられます。

戸建ては、上下階に人が住んでいることはありませんので、音のトラブルに関してはマンションのようなケースはありません。小さな子供がいて音などを気にせずに伸び伸びと育てたいと考える人は、戸建てを選択されるようです。

賑やかな大家族も、戸建ての方が広い場合が多いということもあり、必然的に庭付き一軒家の人気が高くなります。

新築と中古、住まいに対する理想によってお得感が変わる

マンション購入における新築と中古を比較して、それぞれのメリットを挙げてきました。
どちらがお得かどうかは、住まいへの理想やライフプランによって異なるということが結論としていえます。

まずは、住まいに対してどのようなこだわりや理想を持っているのか、どの部分が妥協できるのかをしっかりと線引きしましょう。
金銭面においても、ご自身が購入できる金額を把握しておくことがとても大事です。

上記を踏まえてマンションの購入を検討することが、ご自身にとってのベストな選択につながるでしょう。

まとめ

  • 新築マンションは奇麗で設備も新しく、現代風な住まいが多い
  • 中古マンションは新築に比べると物件価格が安く、自分好みに改装でき、物件の値下がり率も低い
  • バリアフリーや防犯面を希望する人はマンション向き
  • 近隣トラブルを避けたい人や大家族の人は戸建て向き
  • マンションを購入する前にこだわりや理想、譲れるポイントをしっかり決めておくことが大事