同棲前に知りたい!二人暮らしの家賃相場・初期費用の目安はいくら?

パートナーとの同棲を考えている場合、どんな賃貸物件を選べばよいのか、家賃や初期費用はどのくらいかかるのかなど、たくさんの疑問が浮かんでくるかもしれません。
不安や疑問を解決して、初めての同棲生活をスムーズにスタートさせたいですよね。

今回は、同棲前に知っておきたいことや、二人暮らしの家賃相場や初期費用、間取り選びなどについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.同棲前に知っておきたいこと

住まいの疑問について触れる前に、同棲生活の実態を知っておきましょう。
好きな相手と一緒に過ごすことができるのは素晴らしいことですが、同じ家で生活する以上、不快に感じることが出てくるかもしれません。
同棲のメリット・デメリットを事前に把握して、共同生活のイメージを膨らませておきましょう。

1-1.メリット

同棲のメリットには以下のようなものがあります。

  • 一緒にいる時間が増える
  • 家事を分担できる
  • 一人当たりの生活費を抑えることができる
  • 相手のことをより知ることができる
  • 女性にとっては防犯の意味がある

二人暮らしの最も大きなメリットは、住宅費や光熱費、通信費の負担が減ることです。必然的に節約効果も得られるでしょう。金銭面だけでなく家事の負担軽減も嬉しいポイントです。
結婚を考えているカップルは、同棲生活を通してお互いの価値観を知ることができることもメリットといえます。

1-2.デメリット

同棲のデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 自分の時間が減る
  • お金の管理等でトラブルが発生する可能性がある
  • 友達付き合いが減る
  • 結婚後の新鮮さがない

一人の時間が欲しいという人にとっては、同棲生活が苦痛に感じることが考えられます。人付き合いが少なくなることで交際費が減るということもあるかもしれませんが、一緒にいすぎると恋人というよりも家族としての存在に近くなり、徐々にマンネリ化してしまうというデメリットもあります。

結婚を考える上で、同棲生活は大きな意味を持ちますが、恋人との間にも一定の距離感が欲しいという人や、恋愛感情を大切にしたいという人には、同棲が向かない可能性もあります。一緒に住む前に同棲経験者に体験談を聞くなどして、二人でよく話し合って慎重に検討しましょう。

2.二人暮らしの家賃相場について

家賃は永続的に支払う固定費であり、生活費内訳の大部分を占めます。
したがって、無理のない家賃水準の物件を選ぶことが大切です。

二人の収入金額によって選べる物件は変わってきますが、まずは二人暮らしの賃貸家賃相場を把握しておきましょう。

2-1.家賃は手取り額の3割以下が理想的

一般的に、「家賃は手取り収入の3割」といわれていますが、二人暮らしにおいても、その程度の目安で物件を探すとよいといわれています。

ただし、固定費はできるだけ安く抑えるのが、家計を維持するための鉄則です。
そのため厳密には、家賃は二人の手取り収入額の25%に抑えることがベストです。
住まいに関わる固定費は家賃だけでなく、管理費・共益費や駐車場代などもあるので、全て含めて3割以下になるように努めるべきでしょう。

結婚を想定しているカップルの場合は、将来のためにも同棲時代からお金をしっかり貯めておきましょう。
毎月の収入をその月で使い果たし、貯金ができないという場合は、家賃を見直す必要があります。

2-2.地域や条件によって家賃に大きな差が開く

家賃相場は地域や間取り、駅から徒歩で何分の距離かによっても大きく変わってくるので注意が必要です。
ここでは、東京、大阪、福岡の1DK〜2LDKの家賃相場を紹介します。

【東京】
・1DK 5〜9万円
・1LDK/2K/2DK 6〜17万円
・2LDK 7〜20万円

東京は地域による家賃相場の差が非常に大きいです。
例えば人気の中野駅周辺のエリアであれば、1LDKを11万円前後で借りることができます。
東京エリア勤務の人は、通勤時間などもあわせて調べておくとよいでしょう。

【大阪】
・1DK 4〜6万円
・1LDK/2DK/2DK 5〜9万円
・2LDK 6〜10万円

大阪は東京に比べると、家賃相場がかなり安いことがわかります。
ちなみに中心地である中央区や北区の相場は1LDKで9万円です。

【福岡】
・1DK 3.5〜5万円
・1LDK/2K/2DK 4万円〜6万円
・2LDK 5〜8万円

福岡は、人気エリアである博多区の家賃相場が少し高く、1LDKは6.4万円、2DKは9.5万円となっています。

参考「SUUMO」全国の家賃相場・賃貸相場情報

3.二人暮らしに必要な初期費用の目安

新居に引っ越し、二人暮らしをスタートさせるまでには、さまざまな費用がかかります。
家賃情報だけではなく、初期費用としていくらぐらい必要になるのかをあらかじめ想定し、計画的に物事を進めていきましょう。

3-1.物件の契約に関する費用

物件選びの際は基本的に不動産会社を利用しますが、契約の際はその会社に対して仲介手数料を支払う必要があります。
また、アパート・マンションのオーナーに対しては敷金・礼金を支払います。
最近は敷金・礼金が0円の物件も数多く存在するため、そのような物件を選択してもらうことも可能ことも可能です。

賃貸住宅の契約では、火災保険の加入が求められることが一般的です。
保険料は2年で1.5万円程度はかかると見ておきましょう。
また、駐車場の値段も固定費として含まれるので、車を所有している方は確認しておく必要があります。

3-2.引っ越しの費用

新居が決まれば、入居日までに引っ越しの手配をしましょう。

引っ越しサービスの価格は会社によって異なりますが、最近では単身用の引っ越しプランが充実した業者も多く、1.5万円程度の安いプランもあります。
カップルそれぞれで引っ越しする必要があるので、二人分で3万〜6万円程度かかると見ておくとよいでしょう。

3-3.生活必需品の購入費用

生活必需品については、お互いが使っていたものを持ち寄れば、ある程度購入費用を抑えることができますが、一から全て揃えるとなるとそれなりの出費になります。 最低限必要な家具家電として、以下のものが挙げられます。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 掃除機
  • 電子レンジ
  • 寝具一式
  • テーブル、椅子
  • カーテン
  • ドライヤー

冷蔵庫は300L、洗濯機は4〜7kgが二人暮らしに合った容量です。

他にもテレビや収納棚など必要なものはたくさんありますが、出費を抑えるなら、実家のものをもらったり、一人暮らしで使っていたものを持ち込んだりするなどの工夫が必要です。

細かいものだとトイレットペーパーやタオル類、食器類、調理器具などの調達も忘れてはいけません。

4.二人暮らしに人気の間取り

二人が望む生活スタイルによって、間取りなどの部屋選びの条件は変わってくるでしょう。

ここでは、二人暮らしに人気の間取りを紹介します。
どの間取りが自分たちに合っているのかを考えてみてください。

4-1.1DKは家賃を抑えたいカップルに最適

1DKは、家賃を抑えて貯金したいというカップルにオススメの間取りです。

1DKでは、ダイニングキッチンが食事のスペース、残りの1部屋が寝室・生活スペースという部屋の使い方が基本になります。

自分専用の部屋はなく、収納スペースも限られていますが、家賃が安くて経済的です。

4-2.1LDKは仲良しカップルにおすすめ

1LDKは同棲経験者に最も人気の間取りで、仲の良いカップルにオススメです。

1LDKでは、LDKが食事・生活スペース、残りの1部屋が寝室という部屋の使い方が基本になります。

1DKに比べると、スペース的な余裕もあり、大きめの家具を置くことも可能です。
ただし、自分専用の部屋はないため、一人の時間を大切にしたい人にはオススメできません。

4-3.2DKは自立したカップルに人気

2DKは自立したカップルに人気の間取りです。

2DKでは、ダイニングキッチンが食事のスペース、残りの2部屋はそれぞれの寝室という使い方が基本です。

2DKのメリットとして、一人の時間を楽しめるという点が挙げられます。
もう少し相手とコミュニケーションをとりたいと思った場合は、1部屋をリビング、もう1部屋を寝室にするなど用途を変更して、部屋のレイアウトを工夫することもできます。

4-4.2LDKなら結婚後もゆったり住める

2LDKは結婚を考えているカップルにオススメの間取りです。
2LDKでは、LDKが食事・生活スペース、残りの2部屋がそれぞれの寝室という使い方が基本です。

2LDKは他の間取りに比べると、家賃が高くなる傾向がありますが、結婚して夫婦になってもそのままゆったりと住むことができ、子供ができても安心です。

一緒に暮らす前に二人でしっかり相談しよう

同棲生活の醍醐味は一緒に生活することであり、そのことばかりに目がいってしまいますが、事前にお金や物件選びについてしっかりと調べて、話し合っておくことが大切です。

特に、結婚の予定があるカップルについては、結婚後の生活を考えながら二人暮らしの準備を進めていく必要があります。また、子供がほしいカップルであれば、住宅費だけでなく今後かかるであろう教育費まで念頭に置いた入居可物件選びをするべきです。

賃貸マンションやアパートなどから自分たちに合った住まいを見つけて、素晴らしい同棲生活をスタートさせましょう。

まとめ

  • 同棲には、一緒にいる時間が増えるなどのメリットがある一方で、自分の時間が減るなどのデメリットもある
  • 間取りは1LDKが人気
  • 東京の街でも1LDKの物件なら10万円程度で借りることができる
  • 仲介手数料や敷金・礼金、火災保険、引っ越し費用、家具・家電代などさまざまな初期費用がかかる